INTERVIEW

インタビュー

物流から調達、新たな未来を切り拓く

営業

パナソニック調達事業本部 電機調達課

営業

知見を活かして戦略調達。~持続可能なサプライチェーンソリューションの構築~

現在、海外から液晶製品や基板を調達し、顧客に供給する業務を担当しています。この仕事の魅力は、単なる製品や部材の売買ではなく、調達機能そのものを提供することで、調達プロセスを効率化し、すべてのステークホルダーの価値創造活動に貢献できる点にあります。前職では物流業務を担当していましたが、フォワーダーとしてモノを運ぶ側の視点から、モノを預ける側の視点に立つことで、サプライチェーンの全体像をより深く理解できるようになりました。仕入先や販売先、物流業者など多様なプレーヤーと協業できる商社営業の仕事に魅力を感じ、調達業務を通じて企業の成長や社会貢献に寄与できることにやりがいを見出しています。

逆境をバネに。教訓を力に変え未来を創る

倉庫と自社の連携不足により、新しく入荷した在庫が先に出荷され、本来先に出すべき在庫が残ってしまうトラブルがありました。海外取引だったため、通関制度が影響し、通常の交換対応が難航、交換が難しい状況の中、例外的な形での対応策を練り、トラブル解決をしたことを覚えています。

この経験から関係各所との情報共有を強化し、在庫管理を徹底することの重要性や、海外取引における通関手続きの課題を事前に把握し、柔軟な対応ができる体制を構築する必要があることを再認識しました。

文化を理解することが調達コミュニケーション向上の鍵となる

海外取引を円滑に進めるためには、正確な情報共有だけでなく、言語と文化の違いを理解することが不可欠です。特に調達業務においては、翻訳ツールに頼るだけでは意図が十分に伝わらず、お互いに『理解したつもり』が実際の認識の食い違いを引き起こすことが多々あります。

こうした課題を解決するため、単なる翻訳ではなく相手の文化背景を理解しながらコミュニケーションを図ることが重要だと考えています。

日常業務で生じる課題を整理し、取引の円滑化を目指して、社内外を問わず主体的にコミュニケーションを取ることを心掛けています。

変化する市場に適応し、主体的に挑戦していきたい

次の目標は、商材全般に関する豊富な知識を習得し、新規案件の立ち上げに挑戦することです。調達業務においては、担当者が主体的に進めることが求められ、お客様の困りごとやトラブルに対して最適な海外取引を提案できるよう、責任感を持って積極的に取り組む必要があります。

そのためには、専門性をさらに高めることが重要です。TOP MESSAGEでも述べられている『全員経営』の意識を大切にしながら、挑戦の機会を積極的に活かし、継続的な研鑽と実務経験を重ねることで、より高度な調達戦略を展開していきたいと思います。

そして、企業の成長に貢献できる人材として、価値を創出できる存在を目指していきたいと考えています。

TIME SCHEDULE

  • 業務開始。
    Teamsやメールなどをチェック。その日にやるべきことを確認します。

  • 受発注や仕入管理等、日々の処理を進めます。

  • ランチ。いつもサクッと簡単に済ませることが多いです。

  • 検証用、報告用など各種資料作成を進めます。

  • 得意先との定例会。課題の共有や施策進捗、アップデートの周知などを実施。

  • 当月の売上予測、月末の在庫予測などPSI管理を実施します。

  • 課題事項の整理、確認、明日以降の業務内容を把握しておきます。

  • 終業。